2010/8/14
子どもの遊びは「学び」
- 夢中になって、輝いて。
竹の子幼稚園では、保育室でも園庭でも、どこを見渡しても園児たちのはじける笑顔が見られます。園児たちがしているのは、何も特別なことではありません。ただ、遊んでいるだけです。
子どもの遊びは、ふざけているとかお気楽ということではありません。子どもの遊びは「学び」なのです。遊びを通して、共同し合い、関わり合い、譲り合い、助け合い、刺激を受け合って成長していきます。その過程で育つのが、人としての根っこなのです。
創立当時から遊び中心の保育を展開してきた竹の子幼稚園では、遊びは園児たちの生活そのもの。遊びのなかで物に触れたり、相手を見たり感じたり、音を聴いたり……子どもたちは五感を最大限に使い、精一杯に体を動かします。
体を使う遊びは、いろいろな機能を育ててくれます。感覚や手の器用さなどに関係する脳や神経系は、6歳で90%、9歳では95%まで成長し、12歳ではほぼ成人と同程度になるそうです。そのため、10歳ごろまでに五感に良い刺激を与え、脳の発達を促すことが大切。テレビなどの受け身な刺激ではなく、自分から関わって得られる刺激が重要です。
園児が群れて、関わって、自己を発揮し、たくさんの刺激を受け合い、育ち合っていけるよう、日々、努力しています。