2010/8/4
調理室
昭和47年竣工、平成8年改修
- できたてを召し上がれ
園内のどこにいても、おいしい匂いが届くように……。そう考えて、調理室は園舎の真ん中に作りました。窓を覗けば、そこには調理している給食婦の姿。園児たちが過ごす空間で、作っている人の姿が見えて、おいしそうな匂いがかげて、できたてで温かな食事が食べられる。食育はここから始まるといっても、過言ではないと思っています。 食べることに喜びと感謝する気持ちを育てることは、人として生きていくうえでの大切な学びなのです。
調理室はオール電化で「安全・清潔・衛生」には、万全な備えを整えています。また、食材の包装に用いられている物以外に、調理室から出るゴミはありません。にんじんの皮や葉物はウサギの餌に、残飯は畑の肥料に、牛乳瓶やデザートの容器は業者に返却したり、園児たちが工作を楽しむための材料になったりします。