2011/10/7
子育ては、いろいろあって順調
笑顔は子どもにとっての「精神安定剤」
「おはよう!」「こんにちは!」と笑顔で声をかけられると、大人でも嬉しくて幸せな気持ちになります。子どもたちは、お父さんお母さんや周りの大人の笑顔が大大大好き。笑顔は子どもにとって大切な「精神安定剤」なのです。
- 笑顔で声をかけられると、誰もが幸せな気持ちになります
しかし、多くの親御さんが「笑顔どころではないことがある」「子育てが楽しくなくなってしまう」「なかなかいうことを聞いてくれない子どもにイライラしてしまう」「顔をつきあわせている間中ガミガミ言っていまう」ということをおっしゃいます。そういう状態が続くうちに、周りの親御さんがみんな優しく思えて「私の子育て、これでいいのかなぁ……」と不安で自信をなくしてしまうこともあるようです。
子どもは育つエネルギーでいっぱい
子どもが生きる力を全身で体験しているとき、大人をイライラさせてしまうものです。煩わしさをたっぷり出しながら、してほしくないことを片っ端からします。それも、繰り返し繰り返し何度でも。親御さんは「何で? 約束したのに! 何度も教えたのに!!」と思うでしょう。
- 子どもは育つエネルギーでいっぱい
実は、子どもは子どもで、手間暇かけて大切に育ててほしいと思っているのです。何度でも、繰り返し繰り返し、ほめて、叱って、根気よくしっかり関わってほしいのです。やって良いこと、悪いことを教えてもらい、正しい方向へ導いてほしいと願っているのです。
笑顔でお子さんと向き合って
たいていの大人は、自分が乳幼児のころ親御さんにたくさん手をかけ育ててもらったことを覚えていないものです。しかし実際には、大人になるまでにどれほど手をかけてもらったことでしょう。その大変さは、自分自身が子育てをしてみて、やっと解ることです。子どもはたくさんの手をかけてもらい、一緒にやってもらい、見守ってもらい、いろいろあって大きくなるものです。
子どものやることに、きっと無駄なことはありません。すべてが、その子がこれからを生きていく力につながります。「10手のかかる子は10の生きる力を身につけ、20手のかかる子は20の財産を持っている」こう考えて、笑顔でお子さんと向き合ってみてはいかがでしょう。
- みんな笑顔が大大大好き☆