2016/3/15
子育てはドラマ!?
幼い子どもを叱るには
子育ては筋書きのないドラマのようです。叱らなくてはならない場面がいつやってくるかは予測がつきません。つい頭にきて「もう、いいかげんにしてよ」とガミガミクドクド、何度も大声を張りあげてしまう……。こうしたことは、よくあることだと思います。
毎日顔をつき合わせている子どもに対して、やさしい笑顔で全てを受け入れてばかりはいられません。叱るにあたって感情的になるか、理性的に接するかといったことは大きな関心事でしょう。こうした「幼い子どもの叱り方」に心を砕いている保護者の方は多いのではないでしょうか。
子どもの心の動きに気を配る
子ども自身に「こんなことをしては大変なことになる」という感情をいかに強く喚起させるかが、叱ることの出発です。冷静にさとすばかりが能ではありませんが、かといって大人が「キレて」しまっては話になりません。叱られているときの子どもは、今まさに学んでいる最中です。大人は、子どもの心のデリケートさに寄り添いながら、本音を出させる余裕を持ちたいものです。分かっていても知らないふりをしたり、ユーモアで空気を明るくしたりできるような話術を駆使することが求められるときもあります。
- 子どもの本音を聞く
厳しく叱った後は必ずフォローが必要になってくるでしょう。叱った人があわててフォローするよりも、家族の中で役割分担をしてみましょう。そうすると、子どもも気持ちの切り替えが円滑にでき、叱られたことの意味を素直に学べるように感じます。
大人同士がかかわり合う
- 家族一緒に楽しもう
子どものデリケートな心に響く言葉がけや接し方は、大人ひとりではなかなか難しいものです。お母さんだけで頑張らずに、家族を初めとした大人同士がかかわり合える子育てが望ましいでしょう。そのためには、子どもの周りの大人同士が気兼ねなく話し合える関係になることが大切です。竹の子幼稚園の園庭開放日やみんなで遊ぼう会が、そうした関係を築くお手伝いとなることを願っています。