2016/10/18
収穫祭のPTA活動
保護者も教職員も共に関わる
毎年毎年、11月に行う竹の子幼稚園の収穫祭。そのPTA活動にあるのは、会長さんを先頭にした執行部・クラス委員さんの素晴らしいチームワークです。多くの保護者のみなさんに、いろいろな方法でご参加いただいています。私たち教職員もPTA会員の一員として共に役割を分担し、当日を迎えています。
長く受け継がれてきたPTA活動
- みんなで楽しく真剣に
日常的にはPTA活動に参加できない方からの申し出により、20年ほど前に始まったことがあります。それは、幼稚園に出向かず自宅でやれることを分担する「在宅委員さん」や、前日・当日の「お手伝いさん」。一人でも多くの方がやれそうなことをやろうと、さまざまなアイデアを出し合って今日に受け継がれています。
収穫祭は1学期から準備を始めます。「収穫祭を大人中心ではなく、子どもたちの目線で考えたい」というご意見で始まったゲームコーナーの準備は、その発想や製作活動に感心することばかりです。会員さん同士の心温まる光景もあちこちで見受けられ、私たちも大いに学ばせていただいています。
PTAは“もの言える”集まり
- 目指すのは子どもの笑顔
PTA活動は、会員のみなさんが“もの言える”集まりでなくてはならないと思っています。執行部さんもクラス委員さんも、みなさんで話し合って決めていくことが出発だと思います。
「この仕事は大変だ」「やめてしまおう」という声が多ければ、やめることもあるでしょう。「こうしたら続けられないだろうか」という意見があれば、話し合いが持たれるでしょう。みなさんの気持ちで、一つひとつの活動はいくらでも吟味されていきます。もちろんそのために、お互いに時間や都合をやりくりしていくことは求められますが、同時に会員さん同士の関わりが深まっていくのです。
PTA活動は竹の子幼稚園の文化
会員のみなさんは、若いパワーとさまざまな知恵や技を発揮してくださいます。私たちが足元にも及ばないような、プロ顔負けの技を持つ方々も大勢いらっしゃいます。ワイワイとにぎやかに準備する姿は、幼稚園の雰囲気を明るく活気づけてくださいます。子どもたちにとてもよい環境です。私たちも、収穫祭当日がとても楽しみになってきます。
収穫祭を始めとした当園のPTA活動は、ただの行事のお手伝いではありません。会員のみなさんの創意工夫と協力のもとで豊かに育っていく、竹の子幼稚園の文化です。