2010/8/4

汚さない田植え名人

僕、ここに植えよう!
僕、ここに植えよう!

田植えをするのは、以前どろんこ遊びをした田んぼ。まずはじめに「どろんこ遊びは汚す名人になろうっていっぱい遊んだけど、田植えの名人は汚さないんだよ。手と足をこのくらいしか汚さないんだよー」と話をします。そして園児たちは水田に向かいます。手には細くて、少し力を入れるとちぎれてしまうような苗。それぞれ植え付ける場所を決めて、作業を始めます。 チラッチラッと友だちの様子を伺いながらも、それぞれの園児が自分なりの方法で、大切に大切に苗を植え付けます。お母さんの前では「できない」とか「難しい」とか、ぐずって頼りたがる子どもが、何とか自分の力でやってのけるのです。 難しいことは要求せずに、幼児ができる可能な範囲で子どもたちに任せると、案外底力を発揮してくれます。
どろんこ遊びのときとは違って賑やかな歓声はなく、やや緊張した雰囲気が漂う水田。田植えが終わり小川で手足を洗うときに、やっと園児たちの賑やかな声が飛び交います。田植えという労働体験を幼児なりに遊びとは違うとわきまえることができるひとときです。

キレイに植えられたかな?
キレイに植えられたかな?
ちょっとだけ緊張するなぁ
ちょっとだけ緊張するなぁ

区画整理に伴う農業体験の対応
区画整備に伴い「もち米作り」は、しばらくの間お休みします。

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